FABRIC
FABRIC COLLECTION
225,000円〜
エルメネジルド・ゼニアはイタリアを代表する世界的ファッションブランドであり生地メーカー。高級紳士服の30%はゼニアの生地で作られていると言われ、スーツの価格が30-40万と高額ながら、世界のエグゼクティブから絶大な人気を誇っています。
190,000円〜
〜Ermenegildo Zegna〜
-エルメネジルド・ゼニア-
ゼニアの歴史は19世紀後半に遡ります。
アンジェロ・ゼニア氏が羊毛の製織を開始。
1892年に生まれた10番目の末息子エルメネジルド・ゼニア氏が1910年に毛織物工場を設立したのが「エルメネジルド・ゼニア」の始まりです。
当時としては驚くほど国際的なビジョンを持っていたエルメネジルド・ゼニア氏は、オーストラリアやニュージーランドの原産国から最高級の天然繊維を買い付けて自社工場でファブリックを生産し、イタリア国内だけでなく世界に向けて販売し、圧倒的に強かった英国生地をしのいで世界一に。
1945年 世界40ヵ国以上で販売
1960年 息子に事業引き継ぎ
1968年 プレタポルテ事業開始
1972年パターンオーダー事業開始
1968年 既製服の生産を開始
「最高の素材は優れたデザインを、最高のデザインは優れた素材を求める」
というポリシーのもと、優れた生地を使用したスーツは国際的評価を得てトータルメンズブランドとして大きな成功をおさめています。
最高品質の生地メーカーとして世界にその名を轟かせたゼニアは、「アルマーニ」「トムフォード」「キトン」「エルメス」「ヒューゴボス」「ラルフローレン」「ブリオーニ」に生地を供給。高級紳士服のおよそ30%はゼニアの生地で作られ、ゼニア社が世界の繊維業界を牽引しています。
ゼニアのスーツは世界のエグゼクティブから絶大な信頼を得て、国家元首をはじめ、世界中の実業家、芸術家、俳優、スポーツ選手などハイクラスの人々が愛用しています。
〜Loro Piana〜
-ロロピアーナ-
歴史は古く、1924年にピエトロ・ロロ・ピアーナ(Pietro Loro Piana)がテキスタル会社を創立したのが始まりです。一番の特徴は、最高級の原料から最高級の製品を作り出しているところにあります。その後1980年代に自社ブランドを立ち上げ、アパレルの分野に進出。1993年にニューヨーク、続いてミラノ、ヴェネチアと、ファッション感度の高い町に直営店をオープンさせています。
ロロ・ピアーナの高品質な生地は、キートンやブリオーニといった、世界各国の最高級スーツブランドにも使用されています。また、カシミアやウールといった高級素材を取り扱う服地メーカーとして世界トップシェアを誇り、原料の調達から生産まで徹底的に高い質を追求しているのが特徴です。
▼生地の特徴▼
ロロ・ピアーナの生地は風合いも柔らかく、男性的というよりは、どちらかというと“女性的”な生地と言われています。スーツを仕立てた時、ロロ・ピアーナ独特のノーブルな雰囲気を醸し出してくれます。最高の製品のみを保証するというロロ・ピアーナのポリシーは、原材料の確保にも力を入れること。メリノウールスーパー100’sを総生産の30~40%購入しているところからもその情熱が伺われます。
〜TALLIA DI DELFIN〜
-タリア・ディ・デルフィノ-
「FRATELLI TALLIA DI DELFINO(フラッテリ・タリア・ディ・デルフィノ)」の前身は、1903年にイタリア・ビエラ地方でデルフィノ・タリアとガルディアが共に設立した「ガルディア・タリア社」。100年以上もの歴史を誇る最高級服地メーカーです。
イタリア本国では“ゼニア”“ロロピアーナ”と並び世界3大ミル(毛織物工場)と称される。
高級素材を使用した織物を得意とし、super120~150の高番手使いのウール、シルク、カシミアなど高級素材のみを使用した生産をポリシーとしています。原毛は最高級の中国産のカシミア、オーストラリア産のメリノウールなどを、製糸から織りまで一貫体制の下で生地を作り上げていきます。
春夏(平織)、秋冬(綾織)の生地であってもしなやかで柔らかく、高級な見た目と丈夫な耐久性を兼ね備えているのが、デルフィノを象徴する特徴の一つ。独特なラグジュアリーさを持つ2ply組織では、縦緯に双子糸を使用し、ビジネスマンにとっての最適な華やかさと実用性を表現しています。しなやかな風合い、発色の良さ、華やかな色使いだけでなく、抗菌、撥水、防シワ、通気性加工、制汗といった着心地の良さも兼ね揃えています。
イタリア本国では非常に人気が高く、業界関係者からの評価も得ています。
日本国内での知名度はゼニアやロロ・ピアーナほど高くはないため、「良いモノがほしいが、人と被りたくない」という方にもおすすめです。
〜DORMEUIL〜
-ドーメル-
ドーメルは、1842年にジュールズ・ドーメルがイギリスから毛織物を輸入してフランス国内で販売することから始まった、 現存する世界最古の服地マーチャント(商社)です。
ファッショントレンドに対応しながら生地を調達し、ブランド化して世界に発信し続けています。
ドーメルの生地は、紋章に刻まれている”domus optima domous amica (最高の品質を最高のおもてなしで)”という言葉のとおり、イギリスのハダースフィールドにある傘下のミル工場にて、最高品質の服地を作り続け、 現在では80ケ国以上にドーメルの生地は供給され世界的な評価を受けています。
ドーメルは、シャネルやディオール、イヴサンローランなどにも服地を提供しており、他にもパリコレに参加する大小さまざまなブランドで、ドーメルの生地が使用されています。
厳選された原毛と英国仕込みのしっかりとした織と光沢のある、エレガントな風合いが特徴です。
ドーメルのブランドロゴにあしらわれた羊3頭のモチーフ。これは創業者のジュールズ・ドーメルと、のちに経営に加わる兄弟2人を指しており、ブランドのシンボルとして広く知られています。
世界の名だたるオートクチュールブランドに服地を提供するなど、高級服地ブランドとしての確固たる地位を確立。ドーメルが開発する最高級生地は世界から高い評価を受け続けています。
〜VITALE BARMERIS CANONICO〜
-ヴィタール・バルベリス・カノニコ-
1936年創業。ウール織物で有名なイタリア北西部のビエラ地区の中でも名門とされるミル(機織メーカー)で、主に高品質のウールを産出する一流ブランドです。
オーストラリアから直輸入した原毛を、最新鋭の紡績機械・織機を使い、糸の紡績から生地まで一貫生産。軽さ、柔らかさ、発色の良さに定評があり、輸出先は世界40ヶ国以上に上ります。春夏はトロピカルやモヘア系の生地、秋冬はカノニコならではの鮮やかで綺麗な色味のフランネル素材が人気です。
ヒューゴボス、バーバリー、アルマーニ、ラルフローレンほか世界有数のトップアパレルでも使われているカノニコ。クラシカルで高品質、かつ比較的手ごろな価格帯が多く、コストパフォーマンスにも優れています。